韓国ドラマ「王と私」

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現在視聴中の韓国の時代劇「王と私」。


王と私:KNTV公式サイト




朝鮮半島最後の王朝、李氏朝鮮の時代のお話しです。
李氏朝鮮とは、日本の室町時代の1392年から1910年の日韓併合の時までの約500年も続いていた王朝です。学生時代は全くといっていいほど、日本史や亜細亜史に興味がなかったのですが、韓国ドラマを見だしてから・・というもの、朝鮮半島と中国、日本とのつながりが徐々にわかってきて、面白さも倍増。

このドラマは、朝鮮王朝第9代王の成宗(1457~1494)とその側室であったソファ(廃妃ユン氏:のちに賜薬により毒殺された)、そして二人を見守る宦官チョソンの3人のお話しです。全員実在する人物なのですが、ドラマでは3人とも同年齢で描かれていますが、実際はちょっと違うそうです。

でもって、主役は、宦官チョソン!
韓国ドラマの時代劇は、王様のお話が多いのですが、宦官を主役に抜擢!とはすごいもんです。チャングムだって、一応実在の人物ですが、宮廷料理人を目指す女官だったし、王家の裏方の人達にスポットをあてるっていうのはなかなか面白いです。日本の時代劇も、ちょんまげを発案した人とか十二単のデザインを決めた人とか・・・そんな人達のドラマが見てみたいものです。

宦官・・・って、中国だけかと思っていたら、朝鮮半島もそうだったんですね~。そういえば、チャングムの誓いでも「長官」と呼ばれていた、髭のない男性は宦官だったそうです。中国や朝鮮半島から、色々な文化を取り入れてきた日本ですが、これは受け入れられなかった??必要なかった??んですね。

宦官と呼ばれる人達が勤めているのが、王の身の回りの管理をする「内侍府(ネシブ)」と呼ばれるところ。ドラマの最初は、子役時代からのスタートですが、内侍府に勤めるには、子供の頃に「内侍養成学校」のようなところに行かなくてはいかないのです。その学校に受かるには、去勢された子供達の●●を、校長?が見定めて、綺麗な傷口だと「銀10両」とか言って、親にお金を渡しているのですよ。売られた子供達ってかわいそう。

内侍府に入ったら入ったで、これまたいじめの世界が待ち受けていています。元両班(ヤンバン=貴族)出身だったけど、家が没落して宦官となったハンスという男の子は、生意気だったため先輩達からイジメにあってたのですが、王のお宝をその先輩が盗んだように仕向け・・・。その先輩は、内侍府の長官の命令により右手を刀でちょん切られてました(恐ぃ~~)。韓国の時代劇にはよく拷問シーンが出てきますが、これは直視できません~。

チャングムの誓いでは、チャングムの父が、成宗の息子であった朝鮮王朝第10代王「燕山君」の命により、母ソファの死に関わったとして、役人達に連れ去られていました。多分その後殺害されたはず。。

この「燕山君」は、1504年3月から10月までの7ヶ月間にわたって、「甲子士禍(カップチャサファ)」と呼ばれる弾圧を行った暴君です。彼は韓国映画:王の男でも描かれています。
実母を殺された恨みはかなり激しかったみたいです。その後、腹違いの弟に権力を奪われますけどね。にしても、朝鮮王朝時代は、身内同士の権力争いがあまりにも激しくて・・これはヨーロッパでも同じですけどね。いやぁ、すさまじい実話です。

実話だからこそ面白いのですが、このドラマ、後々、この燕山君まで登場するそうなので楽しみです。

「王と私:OST」


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by chelsea26 | 2008-09-12 20:46 | 韓国ドラマ