フランス映画「LE BALLON ROUGE」(赤い風船)
1956年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した作品「Le Ballon Rouge/赤い風船」。
ある日、少年は赤い風船が街灯に引っかかっているのを見つけ、手に取ってみた。
それは不思議な風船で、少年のそばから離れない。手を離しても、ずっと彼のあとをついていく。
ほとんどセリフがない映画なんですが、とても引き込まれてしまいました。
この映画の主役を演じた少年は、この映画の監督Albert Lamorisse氏の実の息子さんだそうです。
1950年代のフランスの街並みがまた素敵です。アンティークなどが無造作におかれているお店、当時の乗り物など、イギリスとはまた違った雰囲気です。風船を持って逃げ回る時の路地裏が何ともいえません。この時代のフランスに行ってみたい~。歩いてみたい~。
古びた建物、街全体がグレー色の中に赤い風船がとても映えます。
当時まだCG処理など出来なかったでしょうけど、あの風船をどうやって撮影したのでしょう?
ラストシーンがまた何ともいえず・・・最後にあの少年はどこに行っちゃったんでしょうね?
映画はこちらで→★
by chelsea26 | 2009-01-31 17:19 | 映画