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イギリス映画「クィーン」(The Queen)
- Melody Fair
- by chelsea26
2006年のイギリス映画。
あらすじ(ウィキペディアより)
1997年5月、総選挙で労働党が勝利し、トニー・ブレアが首相に就任する。首相就任の承認を得るため、エリザベス2世のもとにブレア夫妻が謁見に訪れるが、憲法や伝統の大改革を主張してきたブレアと、リベラルなシェリー夫人のぞんざいな態度に、エリザベス2世は不安や不快の念を隠すことが出来なかった。
その年の8月31日、ダイアナ元皇太子妃がパリで事故死する。折しもバルモラル城で休養中であったエリザベス2世は、既に王室を去った人間とダイアナを見なしており、これは国事ではなくプライベートな出来事であるとして何のコメントも発表せず、母を亡くした孫をマスコミや国民の狂騒から守るためにも王太后や夫のエディンバラ公と共に、ロンドンに戻ることなく休養先に留まり続ける。一方、ダイアナの人気に着目したキャンベル補佐官の狙いにより、ブレアはダイアナを「国民のプリンセス」としてその死を悼むコメントを出し、国民の心をつかむ。また、ダイアナの遺体を引き取りにパリに飛んだチャールズ皇太子は、パリでダイアナがいかに敬愛されているかを目の当たりにし、エリザベス2世の態度に疑問を抱き、ブレアに接近する。
エリザベス2世のかたくなな態度にイギリス国民の不満は高まり、王制廃止を要求する声まであがるようになる。王室と国民の間を橋渡ししようとするブレアはエリザベス2世にロンドンに帰還し、ダイアナの死を悼むコメントを発表するよう執拗に求める。ついに、エリザベス2世は世論を鑑み、ロンドンに帰還するが、エリザベス2世の崇高な態度は国民、そして王室に対して冷ややかだったブレアの心をも打つ。
2ヵ月後、国政の報告のためにブレアはエリザベス2世のもとに再び参内するが、両者のわだかまりはすっかり消えており、宮殿の庭には談笑しながら散歩する2人の姿があった。
前から見たいと思っていたイギリス映画「クィーン」がスカパー!で放送されるとあって、楽しみにしておりました。
イギリスが舞台の映画となれば、ジャンルを問わずあれこれ見ていたのに、最近はすっかりご無沙汰気味・・・。
それにしても、1時間半ちょっとの映画・・・最初から最後まで、ヘレン・ミレンさんの演技力にすっかり虜になってしまいました。
エリザベス女王ほかその他の出演者たちも、どことなく似ている方たちを出演させたのでしょうけど、ヘレンさんの演じるエリザベス女王はまさしく女王様そのもの!
といっても、ご本人を知っているわけではないのですが、いつもテレビで見るお姿や歩き方、話し方がとても似ているではないですか!さすがベテラン女優さんです。
映画の内容は、ダイアナ妃の実際の映像も交えながら進んでいきます。
1997年8月31日、パリでの交通事故でダイアナさんが重体・・という速報を見たときは「怪我だけでよかったね~」と思っていたのもつかの間、「死亡が確認されました」との速報を見たときは「まさか!!!」という思いでいっぱいでした。
これから先、やっと王室の束縛から逃れ、自分の幸せをつかもうとしていた矢先のこの訃報にただただ呆然としておりました。あれから13年・・・。
イギリスはもちろん世界中に流れた大きなニューは、それから毎日、イギリスからのダイアナ妃死亡に関するニュース、特集番組が放送されました。
離婚したとはいえ、未来の国王の母に対する仕打ちはあまりにもひどいではないのか・・というイギリス国民の感情が高まっている最中・・・王室内でこのような出来事が起こっていたとは・・・。
そりゃ、エリザベス女王様にとっては、すでに出て行った嫁であり、王室とは何の関係もない。チャールズが遺体を引き取りに専用ジェットで行くといえば「税金の無駄遣いと言われるわ」だのエリザベス女王の夫にいたっては「彼女は死んでも生きていてもやっかいだ!」と散々な悪口。
まぁ、映画なので、本当に言ったかどうかは知りませんが。
でも、あのジー様なら、言いそうだな~。なんたって、一言多いというか口が悪いで有名ですからね。
イギリス各地、全世界では大騒ぎだったというのに、王室ご一家は、スコットランドのバルモラル城でご休養中。いくら何でも、すぐにロンドンにお戻りになるかと思えば、子供たちがマスコミのターゲットになるのは可哀想とか何とか言って、「鹿狩り」するって???
1997年、労働党のブレア首相が就任、ダイアナ妃に対するイギリス国民の感情を何度もエリザベス女王に伝えるけれど、女王としてはこれまでの慣習、伝統にならって、行動してきた。私情などは一切表に出さず・・・。そうすることが国民に愛されるのだと信じていたのでしょう。
でも、マスコミに扇動された国民は、「王室は廃止するべきだ」の意見まで飛び出す始末。
労働党ということで、最初は英国王室を小馬鹿にしていた感も見えたブレア首相ではあったけど、エリザベス女王と謁見、電話で話していくうちに、女王の偉大さを段々と認識しはじめ、国民と女王の感情のギャップを取り持つ仲裁役のようになり・・・。
ここで、もし、当時の首相が保守党だったら、一体、この時のダイアナさんの葬儀はどうなっていたのでしょう?
女王さまのいうとおり、「王室とダイアナは関係ない!」ってことで、葬儀もなかったのかしら?
実際は、国葬に準じた国民葬となりましたが、果たして?
そういえば、この時もあのジー様は「葬儀にくるのは芸能人かゲイだけだ」とのたまっておりました(苦笑)。
この映画を見て、びっくりしたので、女王様自ら車の運転をなさっていたこと。
まぁ、広い領地内での事だからなんでしょうけど、警護の人もつけず、運転することもあるんだな~とびっくり。
それ以上に、現在の王室一家の方たちを映画にしちゃうってことも日本では考えられないこと!
主演のヘレン・ミレンさんは、アカデミー賞の主演女優賞を受賞され、エリザベス女王、当時のブレア首相も祝福したとのこと。ってことは、この映画、女王様も見ちゃったんですね。
映画なので全部が真実というわけではないのでしょうけど、イギリス王室とそれに関わる人たちの姿を垣間見ることができた素敵な作品でした。
当時、そういえば、このCDも買っちゃったんです。
ダイアナ妃が好きだったというこの賛美歌・・私も大好きです。
故ダイアナ妃が住まわれていたケンジントン宮殿